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企業の取引先データを高品質化する「Sansan Data Intelligence」、Salesforceとの自動連携を開始

 Sansan株式会社は5日、企業が保有する取引先データの品質を高めるデータクオリティマネジメントサービス「Sansan Data Intelligence」において、Salesforceとの自動連携を開始したと発表した。これにより、Salesforce上に登録された取引先データを正確かつ最新の状態に保てるようになるという。なお、この連携に伴い、クラウドマーケットプレイス「Salesforce AppExchange」への掲載も開始している。

 Sansan Data Intelligenceは、重複、表記ゆれ、欠損、古い情報などを最新かつ正しい情報に更新・補完するデータクオリティマネジメントサービス。CRMやSFA、基幹システムなどで管理している取引先データを連携するだけで、データに含まれる企業や事業所を特定し、800万件超の独自データベースの情報を基に更新・補正を行ってくれるという。

 今回は、同サービスがSalesforceとの自動連携に対応し、Salesforce上に登録された取引先データを、正確かつ最新の情報へ継続的に更新できるようになった。不足した情報は補完され、社名変更や移転などの情報も自動で反映されるため、手作業によるデータメンテナンスを行うことなく、Salesforce上の取引先データを常に高品質な状態で活用できるとのこと。

 また、従業員規模や業種、財務情報といったリッチ化情報も付与され、Salesforce上のデータにも自動反映される。これにより、顧客分析や戦略立案の精度向上が可能になるほか、企業ごと・グループごとに一意の識別コードが付与されることで、グループ企業の関係性も把握しやすくなるとした。さらに、2026年1月施行の中小受託取引適正化法(取適法)に対応するうえで、取引先がその対象企業かどうかの確認にも活用できるとしている。

 なお、Sansan Data Intelligenceを通じて高品質化された取引先データは、Salesforceが提供する自律型AIエージェント基盤「Agentforce 360」や、そのデータ基盤となる「Data 360」で活用可能。正確かつ最新のデータを参照した生成AI活用を通じて、より高度で精度の高い分析や戦略立案を支援するとのことだ。