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パナソニック、顔認証を用いた入退管理システム「KPAS」の新モデルを提供 1システムあたり最大10万人の登録に対応

 パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(以下、パナソニック)は、「顔認証 入退セキュリティシステム(KPAS:ケイパス)」(以下、KPAS)の新モデルを2022年1月から販売開始すると発表した。価格はオープン

 「KPAS」は、ユーザーの顔を認証することによって入退管理を行うセキュリティシステム。従来モデルでは3万人だった1システムあたりの登録人数を、新モデルでは10万人に拡大したほか、顔認証機「KPASチェッカー」の収容台数も従来の100台から5000台に拡大されており、大規模環境にも適用可能にした。

 あわせて、入退管理にかける手間や管理運営側の負担を軽減するため、テナント管理機能も強化し、テナント/オフィスごとの管理者設定や一括登録・編集にも対応している。

 また、KPASチェッカーを従来比で約50%に小型化し、シェアオフィスのような省スペースの空間にも容易に設置できるようにしたほか、登録機「KPASレジスター」についても、タブレットで利用可能なソフトウェアとして新たに提供し、柔軟性の高い設置や運用を可能にした。

 さらには、長引くコロナ禍でも利用しやすいよう、マスク着用時の認証率を99.9%へと向上。あわせて、照度変化や顔の向き、角度変動があった場合でも、本人認証エラーを従来比1/3以下に低減させている。

KPASチェッカーの新モデル