ニュース

大塚商会、最小1ノードから利用可能な中堅・中小企業向けのAIソフトウェア「dotData Lite」を販売

 株式会社大塚商会、日本電気株式会社(以下、NEC)、米dotDataの3社は1日、データサイエンスプロセス全体を自動化するAIソフトウェア「dotData」のラインアップに、中堅・中小企業向けの「dotData Lite」を追加したと発表した。同日より、大塚商会が販売を開始する。

 dotDataは、dotDataが開発した、AIを活用して予測分析プロセス全体を自動化するソフトウェア。国内ではNECが独占販売権を取得しており、2018年の提供開始以来、企業内に蓄積されるビッグデータを活用した課題解決を支援してきたという。

 また3社では、IT活用のためのリソースが少ない中堅・中小企業でもAIを利用しやすいように、dotDataを活用して大塚商会が各種経営指標を分析する「大塚商会dotData AI分析サービス」を共同開発し、6月から大塚商会を通じて販売開始している。

 今回開発されたdotData Liteも中堅・中小企業など、保有するデータ量が少ない企業での利用を想定しているため、最小5ノード構成から利用可能な既存製品の「dotData Enterprise」に対し、1ノード構成から利用可能。低コストで利用開始できるので、中堅・中小企業のデータドリブン経営に貢献するとしている。

 価格は、月額35万円(税別)から。3社では、大塚商会dotData AI分析サービスをあわせて、2022年末までに100セットの販売を目標としている。