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LogStareがA10と提携、セキュリティ管理ソフト「LogStare」がA10 Thunderの監視とログ可視化に対応

 株式会社LogStareとA10ネットワークス株式会社(以下、A10)は29日、LogStareのマネージドセキュリティプラットフォーム「LogStare」が、A10のアプリケーションサービスゲートウェイ「A10 Thunderシリーズ」の監視とログの可視化に対応したと発表した。

 LogStareシリーズは、LogStareが親会社であるセキュアヴェイルから開発を引き継いだセキュリティ運用プラットフォーム。常時1.1万台のセキュリティデバイスを監視し、1日25億件もの膨大なログを収集・分析するセキュアヴェイルのセキュリティ運用ノウハウを設計に反映しており、日々のシステム監視業務からインシデント発生時の原因調査、AIによる障害予測までを一気通貫で実現できるという。

 一方のA10 Thunderシリーズは、高速なトラフィック処理や大容量のセッション管理が可能なアプリケーションサービスゲートウェイ。企業やサービス事業者がネットワークの可用性とセキュリティを確保するための、さまざまな機能も搭載しているという。

 今回は両社の提携により、LogStareシリーズがA10 Thunderシリーズに正式対応した。これにより、A10 Thunderシリーズの死活監視、性能監視が可能となり、機器の動作の正常性などを確認して、セキュリティ運用の統合化、効率化を促進することができる。

 また、A10 Thunderシリーズのセキュリティ機能のログを収集し可視化することで、セキュリティリスクを早期に発見し、ネットワーク環境全体のセキュリティ強化を実現するとのこと。

 なお、A10 Thunderシリーズの設定手順やLogStareシリーズでのデータ収集方法は、LogStareが運営する技術者ブログ「KnowledgeStare」にて公開されている。

LogStareによるレポート例