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OBCの「奉行クラウドEdge」とワークスモバイルの「LINE WORKS」がAPI連携、バックオフィス部門と従業員のやり取りを効率化

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は28日、OBCのクラウド型業務アプリケーション「奉行クラウドEdge」が、ワークスモバイルジャパン株式会社(以下、ワークスモバイル)のビジネスチャット「LINE WORKS」と、11月2日よりAPI連携開始すると発表した。

 今回の連携は、『奉行Edge 勤怠管理クラウド』『奉行Edge 給与明細電子化クラウド』『奉行Edge 労務管理電子化クラウド』の3サービスが対象。奉行クラウドEdgeでは、通知に必要な対象者を自動集計し、通知文を自動作成できるが、連携により、その通知をLINE WORKSのトーク上へ送信可能になる。

 具体的には、奉行Edge 勤怠管理クラウドでは、残業申請や休暇申請などの勤怠申請に関する承認者への確認依頼や、従業員への未打刻通知や残業時間超過通知など、勤務実績に関する通知を実行可能。2つ目の奉行Edge 給与明細電子化クラウドでは、給与明細書や賞与明細書、保険改定通知、源泉徴収票などを従業員へ配信できる。

 また奉行Edge 労務管理電子化クラウドでは、従業員からの住所変更や振込口座変更など、人事総務の手続き提出通知や、労働条件の同意や高齢者雇用継続給付申請手続きの依頼通知を行えるとのことだ。

 通知を受けた従業員は、いつでもどこでも、スマートフォンにて通知内容の確認を行えるので、時間の有効活用による生産性の向上を実現するとのこと。またバックオフィス部門も、従業員に対するさまざまな通知をLINE WORKS経由で簡単に行えるようになるため、余計な手間を削減し、本来の業務に集中できるとしている。