OBC、奉行シリーズのDaaS環境での動作検証を完了

　株式会社オービックビジネスコンサルタント（以下、OBC）は12日、奉行シリーズのDaaS（Desktop as a Service）環境での動作検証を完了し、DaaS環境への対応を開始すると発表した。

　仮想デスクトップ環境をクラウド上にて提供するDaaSでは、データはすべてクラウド上に存在しており、PCなどの端末にデータや情報を残さないため、セキュリティや情報漏えい防止に効果的な仕組みとなっているほか、運用面でも、各デスクトップがクラウド上で管理できるようサービスが設計されているので、社員一人一人の使用状況の確認や、適切なリソースの調整が可能になっている。

　こうした特徴から、リモートワークが進展するコロナ禍の状況において、DaaSにはいっそう注目が集まっているとのこと。

　OBCでも、奉行シリーズをDaaS環境下でご利用いただけるように動作検証を実施し、日本マイクロソフトのWindows Virtual Desktop（WVD）、Amazon Web Services（AWS）のAmazon WorkSpacesの両サービスにおいて、検証が完了したという。

　対象となるOBCの製品は、「奉行クラウド」「奉行クラウドEdge」「奉行V ERP11」「奉行V ERP10」「奉行ｉ11」「奉行ｉ10」の各シリーズ。ただし、DaaS環境においては一部の機能が制限されるとのことだ。