さくらインターネット、NVIDIA V100 GPU搭載サーバーを利用可能な「さくらのクラウド 高火力プラン」

　さくらインターネット株式会社は7日、IaaS型クラウドサービス「さくらのクラウド」において、GPU搭載のサーバーを利用可能な「さくらのクラウド 高火力プラン」を提供開始すると発表した。提供ゾーンは、石狩第1ゾーンとなる。

　AIやディープラーニングの注目により、ハイパフォーマンスな計算資源であるGPUの活用がクラウドサービスにおいても拡大する中で、さくらインターネットでは、既存サービスの「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」に続き、新プランである「さくらのクラウド 高火力プラン」をリリースする。

　同プランは、初期費用不要で、1時間単位の短期からNVIDIA製のハイパフォーマンスなGPU「NVIDIA V100（32GB）」をクラウドで利用可能。これにより、学術研究やデモンストレーション、ハンズオンといった、短期でハイパフォーマンスな計算資源が必要な際に、気軽にGPUを活用可能になった。

　また、さくらのクラウドの機能を組み合わせれば、機械学習やディープラーニング（深層学習）などの学習モデルを利用したアプリケーションを一元化できるとのこと。

　具体的なスペックとしては、GPUカードがNVIDIA V100（32GB）×1、CPUが4vCPU、メモリが56GB。価格（税込）は利用時間に合わせて一番安い料金が適用される料金体系となっており、1時間あたり481円、1日あたり1万1550円、1月あたり23万1000円となる。