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Sky、クライアント運用管理ソフト「SKYSEA Client View」をSaaS型で利用できる「Cloud Edition」を提供

Web会議時間の可視化などに対応した新版「SKYSEA Client View Ver.17」も

 Sky株式会社は27日、クライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」をSaaS形態で利用できるサービスとして、「SKYSEA Client View Cloud Edition」を提供開始すると発表した。月額もしくは年額料金で利用できる。

 SKYSEA Client View Cloud Editionは、資産管理やログ管理、セキュリティ管理やデバイス管理など、オンプレミス版のSKYSEA Client Viewが持つさまざまな機能を搭載したクラウドサービス。ライセンスの初期費用やサーバーの新規調達が必要ないため、導入コストを抑えて運用を開始できるほか、利用に伴う継続的なサーバーメンテナンスも不要なため、IT部門の運用負荷を抑えられるという。

 また、クライアントPCから収集した操作ログはクラウド上に3カ月間保管され、オプションによって保管期間の延長にも対応する。

 なお、クラウド上のサーバーと管理端末、クライアントPCとの接続にはVPNを利用するが、社外でのクライアントPC利用時などVPN接続が行えない場合は、「httpsゲートウェイオプション」を追加することにより、HTTPS接続にも対応するとのこと。

 ラインアップには、資産管理やログ管理、 セキュリティ管理やデバイス管理など、IT資産運用や情報漏えい対策に必要な基本機能を搭載する「S1 Cloud Edition」と、S1 Cloud Editionの機能に加えて、サイバー攻撃対策に利用可能な各種機能を搭載する「S3 Cloud Edition」を用意した。なお、いずれも50台以上、1年以上の利用契約が必須となる。

 今回は同時に、SKYSEA Client Viewの新版となる「同 Ver.17」も発表された。Web会議時間を見える化し、ユーザーごとにレポート集計する機能や、PCと社内にあるSKYSEA Client Viewサーバーとの通信情報をログとして取得することで、社内・社外のどちらで働いていたかを判断する際の参考情報として利用できる機能を搭載した。

 このほか、マルウェア対策を強化する連携機能において、次世代ファイアウォールとの連携に対応している。