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Sansanがオンライン名刺交換機能をアップデート、フォーム入力で名刺情報の返送を可能に

Microsoft Teams連携機能も強化

 Sansan株式会社は2日、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」において、オンライン名刺交換機能のアップデートを行ったと発表した。

 コロナ禍の長期化に伴い、コミュニケーションにおいてオンライン名刺をやり取りする機会はますます増えているが、オンライン名刺を受け取った相手がSansanもしくは個人向け名刺管理サービス「Eight」のユーザーでない場合、名刺情報の返送には、紙の名刺をスマートフォンで撮影して送信するしか方法がなかったため、受け取り手側の返送に手間がかかってしまうことが課題だったという。

 そこで「Sansan」では、今回、オンライン名刺の返送方法にフォーム入力を追加する機能強化とUIデザインのアップデートにより、受け取り手のオンライン名刺返送の煩わしさを解消するとのこと。

 具体的には、まず、Sansanのオンライン名刺を受け取り手が送り返す際に、フォーム入力を選択可能になる。送り返されたオンライン名刺は、送信者のSansan上に登録されるほか、オンライン名刺交換時の受け取り手への案内が対話型のUIデザインにアップデートされる。

 受け取り手がフォーム入力による返送方法を選択すると、入力方法についてのメッセージが自動で送信され、送信者と会話を行うような自然なコミュニケーションの中で、名刺情報の返送が可能になるとしている。

 今回はこのほか、Microsoft Teamsとの機能連携を強化し、Teams会議中もスムーズにオンライン名刺の送信・受け取りが可能になった。オンライン名刺はチャット欄で確認ができ、受け取り手は、実際の名刺を受け取った時と同じように、名刺情報を確認しながら会話を行えるとのこと。