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アライドテレシス、PoE++対応のマルチギガビットエッジスイッチ「AT-GS980MX/10HSm」

各ポート最大90W、全体で最大500Wの大容量給電が可能

AT-GS980MX/10HSm

 アライドテレシス株式会社は28日、エッジ向けレイヤ3インテリジェントスイッチ「AT-GS980MXシリーズ」において、最大90WのPoE++(IEEE 802.3bt)給電が可能なマルチギガビット対応スイッチ「AT-GS980MX/10HSm」を、6月29日より出荷開始すると発表した。価格は31万4600円(税込)。

 AT-GS980MX/10HSmは、2.5G/5GBASE-T(マルチギガビット)や1000BASE-T/100BASE-TXに対応したポートを8基と、SFP+スロットを2基備えたレイヤ3スイッチ。マルチギガビットポートはすべてPoE++給電に対応しており、ポートあたり最大90W、スイッチ全体では最大500Wまでの給電を行えるので、大容量給電を必要とするWi-Fi 6アクセスポイントやIoT機器などへの給電を集約して実施できるという。

 またVCS(Virtual Chassis Stacking)にも対応しており、別売のスタックモジュール(SFP+スロット用)またはマルチギガビットポートで接続することにより、最大4台のAT-GS980MXシリーズを1台の仮想スイッチとして扱える。この場合、個々のスイッチを個別に管理する場合と比べて設定や管理がしやすくなるほか、障害発生時の継続運用も実現するので、運用コストの削減にもつながるとしている。