ニュース

アライドテレシス、10Gやマルチギガビットに対応したアンマネージドスイッチ「AT-XS910/8」

ファンレスでも動作温度50℃対応を実現

 アライドテレシス株式会社は17日、10Gigabit Ethernet(GbE)やマルチギガビットに対応したアンマネージドスイッチ「AT-XS910/8」を発表した。また、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tのツイストペアケーブルと光ファイバーケーブルを変換するメディア&レートコンバーター「AT-MMC200/LC」も提供する。

 AT-XS910/8は、10G/2.5G/5GBASE-Tや1000BASE-T/100BASE-TXに対応したポートを8基備えるレイヤ2のアンマネージドスイッチ。既設のカテゴリ5eケーブルのままで2.5G/5GBASE-Tの通信を利用できるため、ケーブル変更のコストや手間をかけずに、ネットワークの高速化を実現するほか、ケーブルを入れ替えれば、10GBASE-Tの高速な通心も行えるとした。

 また10GBASE-T対応ながらもファンレスで動作温度50℃に対応しており、静音性が求められる学校や病院、粉塵が舞いやすく高音になりやすい工場などの環境においても導入しやすくなっているという。

 さらにネットワークのループを検出し、該当ポートの通信を遮断するループガード機能をサポートしているので、誤接続などによるループの影響を最小限に抑えられるとのこと。なおループガード機能や省エネ機能の有効/無効の切り替えは、ディップスイッチで簡単に設定できる。

 AT-XS910/8の価格は14万1570円(税別)。

 一方のAT-MMC200/LCは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tのツイストペアケーブルと、光ファイバーケーブルを変換する単体型メディア&レートコンバーター。光ポート側のコネクター形状は、小型で取り回しがしやすいLCコネクターを採用している。

 価格は5万4450円(税込)。