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アライドテレシス、エッジ向けのレイヤ3インテリジェントスイッチ「AT-GS980MX/28PSm」
10GbEアップリンクポートやマルチギガビットポートを搭載
2019年7月29日 12:53
アライドテレシス株式会社は29日、エッジ向けのレイヤ3インテリジェントスイッチ「AT-GS980MX/28PSm」と、GS980MXシリーズ用のNon-stop PoEライセンス「AT-GS980MX-FL11」を7月30日より開始すると発表した。
AT-GS980MX/28PSmは、アップリンクとして10Gigabit Ethernet(GbE)を搭載したレイヤ3インテリジェントスイッチ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×20に加えて、2.5/5GBASE-T対応のマルチギガビットポート×4を備えており、最大5Gbpsの高速通信をケーブルの入れ替えなしに低コストで実現できるという。
また、SFP/SFP+スロットは4スロットすべてが10GbEアップリンクとして利用可能で、上位のディストリビューション/コアスイッチに対して10Gbpsでの高速・大容量接続を可能にしている。
管理機能としては、アライドテレシス独自のAMF(Autonomous Management Framework)のメンバー/エッジノード装置として、AMFマスター装置との組み合わせにより、設計・構築や運用・管理の簡素化、効率化を実現可能。最大4台のスイッチを、双方向最大80Gbpsの帯域幅を持つスタックモジュールで接続するVCS(バーチャルシャーシスタック)にも対応し、1台の仮想スイッチとして管理することができる。
また1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートならびにマルチギガビットポートは、PoE+(IEEE 802.3at)給電をサポート。1ポートあたり最大30W、スイッチ全体では最大370Wまでの給電を行えるとしている。さらに、Non-stop PoEライセンスであるAT-GS980MX-FL1を適用すると、PoE給電を停止せずに機器の再起動を実行可能になるので、受電機器の可用性が向上するとのことだ。
価格(税別)は、スイッチ本体が22万円、AT-GS980MX-FL11が6万円。