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富士フイルムビジネスイノベーション、DocuWorksとワークフロー製品「X-point Cloud」を連携させる新サービスを提供
社内申請業務の効率化を支援
2022年6月21日 11:35
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は20日、ドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks」と、株式会社エイトレッドのクラウド型ワークフローシステム「X-point Cloud」を連携させ、社内申請業務の効率化を支援するソリューション「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」を提供開始すると発表した。
X-point Cloudは、稟議（りんぎ）・申請における「紙の書類イメージ」をそのまま「電子」に置き換え、簡単な入力フォームで手軽に始められるクラウドワークフローシステム。PCやスマートフォンからクラウドにアクセスし、簡単に申請・承認・決裁を行えるため、意思決定の迅速化や電子化によるコスト削減を実現するという。
一方のDocuWorksは、文書の受け渡しや作成、プレゼンテーション、保存など、ドキュメントを扱う一連の業務をサポートするソフトウェア。富士フイルムビジネスイノベーションではこれまでも、企業の社内業務を共通プラットフォームであるDocuWorks上で実行するサービスとして、「DocuWorks Cloud Connectorシリーズ」を提供してきたが、DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloudは、社内申請業務の効率化を支援する新ラインアップとなる。
具体的には、DocuWorks上に配置されたX-point Cloudのショートカットボタンから、事前に定義された申請フォームの入力画面を起動し、申請に必要な情報を入力することで、稟議決裁などの社内申請書を簡単に作成できるようにする。また、申請書に文書を添付したい場合は、さまざまな文書を並べて表示可能な「DocuWorks Desk」上で文書ファイルを選択し、申請書に直接添付を行えるようにした。
承認時は、DocuWorksのトレイ機能との連携により、承認依頼の通知がPCのデスクトップに配置された自分宛のトレイアイコンに表示されるため、通知から承認画面に直接アクセスし、容易に承認を実行できるとのこと。
また代理承認を依頼したい場合は、代理権限を持つユーザーのトレイアイコンに自分宛の承認依頼通知をドラッグ＆ドロップすれば代理承認依頼を送れるので、X-point Cloud画面上での操作は不要になる。
加えて、承認が完了した申請書を共有したい場合や、文書管理システムで証跡の保管を行いたい場合には、申請書の詳細情報や承認履歴情報、添付ファイルを「DocuWorks入れ物」に集めることで、一括ダウンロードが可能だ。
なお、稟議決裁済みの契約書など、稟議に添付されたファイルに電子署名を付与したい場合は、電子サインサービスとの連携機能を活用でき、添付ファイルをダウンロードして電子サインサービスにアップロードし直すといった作業は不要になるとのこと。
DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloudの価格は、1ユーザーあたり月額1500円。別途、DocuWorks、X-point Cloudの費用が必要となる。
