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メーター点検業務支援サービス「hakaru.ai byGMO」、ビルメンテンスなどでも利用しやすい新プランを提供

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(GMOグローバルサイン・HD)は17日、AIでメーター点検業務を支援するサービス「hakaru.ai(ハカルエーアイ) byGMO」において、ビルメンテナンスなど、月に1回のメーター検針作業を行う場合にも導入しやすいよう、新料金プランを提供開始したと発表した。

 hakaru.ai byGMOは、電気やガスなどのメーターをスマートフォンで撮影するだけで、AIが画像を認識して値を読み取り、自動で台帳記入までを行うサービス。従来は、製造業などでの毎日記録が必要なメーター点検、月に1回のビルのメーター検針といった異なる記録頻度であっても同一プランで展開してきたが、今回、記録頻度ごとに選べる料金プランを新たに設定した。

 新料金プランでは、点検台帳への記録頻度に合わせ「月1回記録」「毎日記録」の2タイプから選択できる。また、点検メーターの数で従量課金となる「スタンダード」に加え、あらかじめ決まったメーター数をパックとし、単価が割安になる定額課金の「ボリュームパック」も用意された。どのプランでも初期費用は無料で、申し込み当月はすべての機能を無料で試用できるとのこと。

 料金(税込)は、従来のスタンダードプランと同じ「スタンダード」「毎日記録」のパターンで、システム利用料が月額3万3000円、読み取るメーター1台につき月額330円。「スタンダード」「月1回記録」のパターンでは、システム利用料が月額1万1000円、読み取るメーター1台につき月額220円となる。

 なお今回は同時に、ビルメンテナンスのメーター検針向け新機能も追加された。点検時に記録する点検値だけでなく、前回点検値との差分を計算した値を「使用量」・「対前年使用量」として台帳上に表示できる機能を提供。また、その使用量に対してしきい値を設定し、点検作業者がスマートフォンで検針する際にアラートを受け取れるようにしている。

 さらに、月に1回記録の台帳を利用する場合でも、テナント店舗などの入退去時に発生するイレギュラーなメーター点検時の記録も同時に記録できる機能を実装した。