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メーター点検業務支援サービス「hakaru.ai byGMO」、“1日に1回記録”を選択できる新料金プランを提供

 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(以下、GMOグローバルサイン・HD)は17日、メーターをスマートフォンで撮影するだけでAIが値を読み取り、データ化・画像保存を行ってくれるサービス「hakaru.ai byGMO」において、利用料金を改定するとともに、新料金プランを提供すると発表した。

 hakaru.ai byGMOは、電気やガスなどのメーターをスマートフォンで撮影するだけで、AIが画像を認識して値を読み取り、自動で台帳記入までを行うサービス。スマートフォンの「点検アプリ」(iOS・Android対応)と、Webブラウザで利用するPC用の管理画面「Web台帳」に加えて、CSVや画像ファイルで検針値などをダウンロードする機能が提供されている。

 ラインアップとしては、1メーターごとの従量課金となる「スタンダード」プランと、一定数量のメーターをパックで契約する定額課金の「ボリュームパック」プランそれぞれについて、点検台帳への記録頻度に合わせ「1カ月に1回記録」のみ利用できるものと、「1カ月に1回記録」「1日に複数回記録」の2パターンを利用できるものが提供されている。

 今回の料金改定では、ボリュームパックプランの「1カ月に1回記録」のみを利用できるプランが対象で、これまでの料金から最大37.5%減額する。

 また今回は新たに、「1カ月に1回記録」「1日に1回記録」の2パターンから選択できる新プランを用意した。「1日に1回記録」のパターンは、ユーティリティ設備の検針などへの活用を見込んでいるという。この新プランの価格は、スタンダードプランの場合、読み取るメーター1台につき月額220円で、別途、月額3万3000円のシステム利用料がかかる。

 さらにこの新プラン追加に伴い、従来の「1カ月に1回記録」「1日に複数回記録」のプランでも、「1日に1回記録」を選択できるようにプランを改定している。これによって、3パターンから選択可能になったが、こちらは従来と同じ、メーター1台につき月額330円と、月額3万3000円のシステム利用料で利用可能だ。

 なお、すでに利用している法人についても、2023年2月の請求分より新料金/新料金プランの提供を適用し、順次案内するとのこと。

 このほか今回は、新料金プランの設定に伴い、Web台帳の強化も行った。従来の「(1日に複数回)工場や設備の定期的なメーター点検を記録するWeb台帳」、「(月に1回)ビル管理などの検針を記録するWeb台帳」に加えて、「(1日に1回)ユーティリティ設備のメーターや施設・店舗の検針を記録するWeb台帳」が追加されている。