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GMOクラウド、メーター点検業務支援サービス「hakaru.ai」をビル・ファシリティ管理会社向けに機能拡充

 GMOクラウド株式会社は18日、メーターをスマートフォンで撮影するだけで、AIが画像を認識して値を読み取り、自動で台帳記入まで行う「hakaru.ai byGMO(以下、hakaru.ai)」について、ビル・ファシリティ管理会社向けの機能を追加し、標準機能として提供を開始した。

 hakaru.aiは、製造業の生産・製造管理の現場において、メーター点検業務の効率化を支援するツール。メーターをスマートフォンで撮影するだけで、AIが画像を認識して値を読み取り、台帳記入なども自動で行ってくれる。

 今回、新たに追加した機能は、ビルなど施設設備の「月に1回」の点検頻度に合わせた記録台帳の搭載と、選択した「当月と前月」や「前年同月比」などの差分計算ができる機能。ビルなどの設備点検に欠かせないメーター点検数値の「解析・記録・保存・計算」までの一連の業務を効率化することができ、点検業務の人員や作業時間の削減が見込めるとしている。

 GMOクラウドでは、近年、製造業同様にメーター点検業務における人材不足やコストダウンが問題となっているビル・ファシリティ管理会社では、電気や空調、給水などを良好な状態で機能させるための技術者や担当者による定期的なメーター点検や、毎月の電気やガス、水道などの使用量確認のための検針業務が、目視・手書きで行われている現場が数多くあると説明。今回、hakaru.aiに新機能を追加することで、メーター点検数値の「解析・記録・保存」の一連の作業に加え、当月と前月などの使用量比較・差分計算を行うことが可能となり、ビル・ファシリティ管理の現場で利用できるようになったとしている。