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アクロニス、「Acronis Cyber Protect Cloud」の新ライセンスモデルを提供

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は23日、サービスプロバイダー向けソリューション「Acronis Cyber Protect Cloud」について、フリーミアムを採用した新しいライセンスモデルを発表した。また、新しいライセンスモデルの導入に合わせて、現在提供している「Acronis Cyber Backup Cloud」も、バックアップ、マルウェア対策、保護管理をはじめとしたサイバープロテクション機能とともに拡張し、「Acronis Cyber Protect Cloud」という名称に変更した。

 Acronis Cyber Protect Cloudは、サービスプロバイダーがユーザーに対して、サイバー保護を簡単に提供できるようにするためのプラットフォーム。

 新しいライセンスモデルでは、Acronis Cyber Protect Cloudという1つのサービスを導入することで、セキュリティ、バックアップ、管理/マネジメントといった、サイバープロテクションの標準機能を、無償または従量課金制で利用できる。

 これにより、Acronis Cyber Protect Cloudのユーザーだけでなく、これまでデータのバックアップを目的にAcronis Cyber Backupを利用していた顧客も、データ保護に必要不可欠なサイバープロテクションの対象となる。

 また、機能を拡張させるアドバンスドパックを使用することで、クライアントの要件や市場の需要に合わせてサービスポートフォリオを拡張できる。バックアップやセキュリティ、ディザスタリカバリ、管理などのアドバンスドパックをAcronis Cyber Protect Cloudに追加することで、サービスの拡張やカスタマイズができる。

 インストールには1つのエージェントを使用し、管理も1つのコンソールで完結。Acronis Cyber Protect Cloudの集中管理機能により、複数ベンダーのソリューションを組み合わせることなく、顧客を全面的に保護できる。