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アクロニス、最新のWindows/macOSに対応したデータ持ちだし制御ソフト「Acronis DeviceLock DLP 9」をリリース

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は18日、データ持ち出し制御ソフトの最新版「Acronis DeviceLock DLP 9」をリリースした。同製品は、株式会社ラネクシーを通じて販売する。

 Acronis DeviceLockは、PCのUSBポートやCD/DVDドライブ、タブレット端末などの外部デバイス制御に加え、インターネットを介したファイルのコピー/送信を制御し、個人情報や情報資産などの不正持ち出しや盗難・紛失による情報漏えいを防止するDLP(Data Loss Prevention)ソリューション。

 新バージョンでは、Windows 10 バージョン21H1と、Apple macOS 11.2.3(Big Sur)のサポートを追加。最新のOS環境においても、ミスや悪意ある重要データの持ち出しなどに対する。

 また、DeviceLockサービスの開始時間と停止時間の最適化や、DeviceLock Enterprise Serverのデータベースアップグレードルーチンの最適化を実施。このほか、特定の環境でモバイル(MTP)デバイスを操作しているときに、断続的にexplorer.exeがクラッシュする問題を改善した。

 アクロニスでは、今回リリースしたAcronis DeviceLock DLP 9の機能を、サービスプロバイダー向けのソリューション「Acronis Cyber Protect Cloud」を通じて提供することで、同製品のセキュリティ機能をさらに拡充していくとしている。