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アクロニス、法人向け製品をサブスクリプションライセンスへ移行

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は20日、10月1日から法人向け製品の販売をサブスクリプションライセンスに移行すると発表した。これに伴い、9月30日をもって、法人向け製品の永続ライセンスの新規販売は終了する。

 アクロニスでは、データ保護とサイバーセキュリティが一体となった統合型のサイバープロテクションソリューションに注力しており、今回の移行により、常に最新の技術とソフトウェア、技術サポートを提供することが可能になると説明。ユーザーはサブスクリプションライセンスを利用することで、最新の脅威に対して常に最新の技術を適用して対応可能になる。

 また、少ない初期投資ですぐに製品を利用でき、バージョンアップライセンスの購入や別途の保守契約が不要になるため、予算管理が容易になり、事業における需要に応じて柔軟にスケールアップまたはスケールダウンが可能。費用を予測可能な事業運営費として計上でき、資産扱いとなる設備投資費も低減ができるとしている。

 移行の影響を受けるのは、「Acronis Cyber Backup」「Acronis Files Connect」「Acronis Cyber Files」の各製品に関連した、新規および既存顧客に対する「永続ライセンスの新規販売」のみとなり、現在有効なライセンスの保守契約については、アクロニス製品サポートライフサイクルポリシーに準じて、引き続き更新できる。サポート対象バージョンについては「アクロニス製品サポートライフサイクルポリシー」に準じる。

 アクロニスでは、今回の移行に合わせて、「Acronis Cyber Protect」のサブスクリプションライセンスを、標準価格から10%~60%引きの割引価格で購入できるキャンペーンを実施する。