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アクロニス、メールセキュリティ「Advanced Email Security」を日本語化し提供開始

 アクロニス・ジャパン株式会社(以下、アクロニス)は1日、サービスプロバイダー向けセキュリティソリューション「Acronis Cyber Protect Cloud」のアドバンスドパック「Advanced Email Security」について日本語化を完了し、日本での本格展開を進めると発表した。

 Acronis Cyber Protect Cloudは、マネージドサービスプロバイダー(MSP)がユーザーに対して、サイバー保護を提供するためのプラットフォーム。Advanced Email Securityは、スパムやフィッシング、スプーフィング(なりすまし)、ビジネスメール詐欺(BEC)、高度な標的型攻撃(APT)、ゼロデイマルウェア攻撃を含むメールを悪用した脅威を阻止するソリューション。これにより、MSPはメールを悪用したサイバー脅威がエンドユーザーに到達する前に検出して停止し、サイバーセキュリティ機能を強化、拡張できる。

 Acronis Cyber Protect CloudとAdvanced Email Securityはネイティブに統合されており、MSPはサイバープロテクションサービスを拡張し、Microsoft 365やGoogle Workspace、Open-Xchangeメールボックス、オンプレミスのメールサーバーなどを保護するための単一ソリューションとして使用できる。

 また、継続的な機能追加の一環として、最新のリリースでは添付ファイルに起因するリスクを低減するため、受信可能な添付ファイルの種別をポリシーベースで制限する機能や、Microsoft 365ユーザー向けにメールボックスから送信されるメールをスキャンし、有害なメールの送信を防止し事故や風評被害のリスクを低減する機能を追加した。

 アクロニスでは、今回のAdvanced Email Securityの日本語化は、フィッシング詐欺やなりすましといった、メールやWebサイト経由で情報を盗み出そうとする脅威が問題となっている、日本市場でのアクロニスの本格的展開の一環だとしている。