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パロアルトネットワークス、クラウド配信型セキュリティの最新版「Prisma Access 2.0」を提供

 パロアルトネットワークス株式会社は12日、クラウド配信型セキュリティプラットフォーム「Prisma Access」の最新版となる「Prisma Access 2.0」を、日本市場で提供開始した。

 Prisma Access 2.0では、働き方が変化し続ける中で、どんな場所からでも業務を実行できるよう、ネットワーク問題の自動修復、機械学習ベースのゼロデイ攻撃防御、クラウドセキュアWebゲートウェイでの明示型プロキシの追加および新たなクラウドベースの管理機能などを強化した。

 データセンターやクラウド接続におけるスループット性能を競合ソリューションの約10倍に向上させるとともに、セキュリティアップデートを競合ソリューションの約25倍となる1日あたり430万件に向上させることで、ユーザーとデータの安全性を高めた。

 クラウド管理機能については、リアルタイムなセキュリティアップデートとセキュリティ対策を強化。自律型デジタルエクスペリエンス管理機能(DEM)については、テレワーカーの快適な業務環境を確保するために、ネットワーク問題を自動修正する自己修復インフラストラクチャを追加した。

 機械学習を活用したゼロデイ攻撃防御としては、インライン機械学習を使用して、未知のゼロデイ攻撃をリアルタイムで防止する機能を追加。大量のテレメトリデータを分析し、セキュリティポリシーを自動推奨することで、より迅速に脅威に対応できる。

 クラウドセキュアWebゲートウェイには、明示型プロキシを追加。ネットワークアーキテクチャを変更せずに、従来型プロキシソリューションから、Webだけでなくアプリ、ポート、プロトコルのすべてを保護するPrisma Accessに移行できる。

 さらに、SASE全体にわたってサードパーティサービスを統合するためのプラットフォーム「CloudBlades」を追加しました。認定されたサードパーティのセキュリティサービスやインフラストラクチャサービスを容易に統合することができ、第一弾として主要なリモートブラウザ分離(RBI)サービスとの連携を提供します。