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BBSec、SASEプラットフォーム「Prisma Access」の運用監視サービスを提供

 株式会社ブロードバンドセキュリティ(以下、BBSec)は1日、パロアルトネットワークス株式会社のクラウド提供型セキュリティプラットフォーム「Prisma Access」とマネージドセキュリティサービス(MSS)を組み合わせた、「SASE-MSS powered by Prisma Access from Palo Alto Networks」の提供を開始した。

 Prisma Accessは、 オンプレミスの次世代ファイアウォール製品に相当する機能を、クラウドサービスとして提供するセキュリティプラットフォーム。企業内に設置したファイアウォール/VPN機器などへのトラフィック集中回避と、テレワーク利用者への均質かつ高品質セキュリティ要件を充足するSASE(Secure Access Service Edge)ソリューションとして注目されている。

 一方で、企業内においては、クラウドセキュリティを理解する人材やノウハウ、監視運用体制が不足していることにより、SASEの導入と運用には大きな困難が伴うと説明。BBSecでは、クラウド特有のセキュリティのノウハウと、24時間365日体制で提供するセキュリティ監視・運用(MSS)を組み合わせることで、 SASEの導入と運用を迅速かつ効率的にサポートすることを目的として、サービスを提供するとしている。

サービスの概要

 サービスでは、BBSecのエンジニアがPrisma Accessを用いて、24時間365日体制のMSSを提供する。MSSの導入フェーズでは、顧客環境のヒアリングや、MSSを利用するための疎通・検知確認を行うなど、セキュリティ機能のセットアップを実施。運用フェーズでは、セキュリティの専門家であるBBSecのG-SOCチームが、24時間365日監視する。セキュリティイベント発生時には、事前に取り決めた対応方針に基づき、悪性通信の遮断などの対応を行うことで、セキュリティ事故などの被害の拡大を防ぐ。

 さらに、監視・運用の月次レポートや、BBSecが蓄積したナレッジを共有することで、顧客の負担を増やすことなく、Prisma Accessの機能を活用できる。