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SCSK、「Prisma Access」を活用したフルマネージド型SASEプラットフォームサービス「Smart One Access」を提供

 SCSK株式会社は13日、パロアルトネットワークス株式会社のクラウド配信型セキュリティプラットフォーム「Prisma Access」を活用した、フルマネージド型SASEプラットフォームサービス「Smart One Access」を4月30日から提供すると発表した。

 Prisma Accessは、FWaaS(Firewall as a Service)やSWG(Secure Web Gateway)、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)といったセキュリティ機能を統合することで、インターネットやクラウドサービス、社内リソースへのアクセスなど、包括的なセキュリティ保護機能を提供するプラットフォーム。

「Smart One Access」サービスイメージ

 Smart One Accessは、アプリケーションにアクセスするために必要なネットワークおよびセキュリティ機能をオールインワンで利用できる、フルマネージド型のSASEプラットフォームサービス。Prisma Accessを利用するために必要な構成要素、構築作業、24時間365日の運用・保守対応のすべてを、サービスとして提供する。

 管理環境の共有化/構成パターンのパッケージ化により、スピーディーな導入が可能で、ユーザー数/帯域幅に応じたスケーラブルな基盤を提供。パロアルトネットワークスの統合セキュリティ管理ソリューション「Panorama」を含め、すべての構成要素をシンプルで分かりやすい月額サービスメニューとして提供する。

 サービスにはポリシー変更などの運用オペレーションや、24時間365日の保守対応も含まれ、従来のファイアウォールやリモートアクセスの運用をアウトソースできることから、IT担当者の人材不足、高度なスキルを要する課題の解決に貢献できるとしている。

 SCSKでは、今後3年間で50社への導入を目指す。