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KDDI、クラウド型FWサービス「Prisma Access」と閉域接続するソリューション

 KDDI株式会社は16日、パロアルトネットワークス株式会社(以下、パロアルト)とMSSP契約を締結し、同社が提供するクラウド型ファイアウォールサービス「Prisma Access」と、「KDDI Wide Area Virtual Switch」(以下、KDDI WVS)、「KDDI Wide Area Virtual Switch 2」(以下、KDDI WVS 2)のイントラネットサービスを閉域接続する「Prisma Access for Clean Pipe」を提供開始すると発表した。

 Prisma Accessは、パロアルトの提供するクラウド型ファイアウォールサービス。オンプレミス型のセキュリティ製品では導入が難しいSSL復号機能、サンドボックス機能に加え、従来よりも約3倍高速なウイルス検知のパターンファイル更新機能を備えている。

 これらの機能は、仮想化された占有型の次世代ファイアウォールをとして提供されるが、Prisma Access for Clean Pipeでは、KDDI WVS 2との閉域接続区間からインターネットまでの間を、ネットワーク帯域占有型(100Mbps/200Mbps/300Mbps/500Mbps/1Gbps)として利用できる。

 これにより企業は、全拠点へのIPsecなどの追加導入せずに、コストを抑えてPrisma Accessを導入可能になるとのこと。