KDDI、「Prisma Access」を用いてセキュアなリモートワーク環境を実現するマネージドサービスを提供

　KDDI株式会社は10日、セキュアなリモートワーク環境を実現するクラウドサービス「ゲートウェイセキュリティpowered by Prisma Access」を3月14日から提供すると発表した。

　「ゲートウェイセキュリティpowered by Prisma Access」は、パロアルトネットワークスのクラウドファイアウォール「Prisma Access」と統合監視コンソール「Panorama」をパッケージ化したサービス。ウイルス対策やDNSセキュリティ、URLフィルタリングなど、ゼロトラストで求められる包括的なセキュリティ機能をクラウド上で提供するため、場所にとらわれず全てのユーザーやシステムに対して同一のポリシーを適用し、セキュリティを担保できるという。

　また、利用企業が自ら設定やログの一元管理が可能な統合監視コンソール「Panorama」をあわせて提供。初期構築からバージョンアップ対応まで、さまざまな運用作業はKDDIが実施するので、利用企業の運用負荷も軽減するとした。

　加えて、パロアルトネットワークスが国内で初めて専用の運用チームをKDDI向けに構築しており、2社間の連携体制により、高品質な顧客サポートを実現している点も特徴。KDDIデジタルセキュリティのセキュリティ監視サービスによって24時間365日体制で監視を行っており、ログを自動分析してセキュリティインシデントを検知・通知するとのこと。

サービスの構成図