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ヤマハが公式認定制度「YCNE」を発表、第1弾の初級試験を6月より開始

 ヤマハ株式会社は6日、公式認定制度「ヤマハネットワーク技術者認定試験(Yamaha Certified Network Engineer:YCNE)」を6月より開始すると発表した。初年度となる2021年には、ネットワークの基礎的な知識を中心とした「YCNE Basic★」試験を開始する。

 「YCNE」は、ネットワークエンジニアのスキルアップを目的としたヤマハの公式認定制度。最新のネットワーク技術やヤマハネットワーク製品の知識、専門性の高さを評価することにより、ネットワークエンジニアのスキルセットの1つとして役立て、キャリアアップにつなげてもらうことを目的としている。

 その最初の試験となる「YCNE Basic★」は、ネットワークの基礎的な知識を問うもので、ネットワークエンジニアを目指す学生をはじめとして、ネットワークの基礎知識を確認したい人、ヤマハネットワーク製品を提案する営業担当者など、幅広い対象に受験してもらうことを目指すとした。

 試験は四肢択一の形式となり、問題数は50問。制限時間60分のCBT(Computer Based Testing)にて行われる。

 受験料(税込)は、社会人/一般が1万3200円、学生が8800円。なお4月6日~31日の期間中、抽選で100名に「YCNE Basic★」の無料受験チケットをプレゼントするキャンペーンも行われる。

 また今後は、学習に役立ててもらうためのツールとして、会員制コミュニティサイト「ヤマハネットワークエンジニア会(YNE)」上で模擬試験を受けられるコンテンツなどを、2021年秋に公開する予定。さらに2022年度以降、難易度が段階的にアップする、「YCNE Standard★★」「YCNE Advanced★★★」の試験を順次開始する計画だ。