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OSKの統合型グループウェア「eValue V」新版、Office 365やSalesforce.comとのスケジュール同期に対応

 株式会社OSKは28日、統合型グループウェア「eValue V」の新版を同日より販売すると発表した。外部サービスとのスケジュール同期機能などを新たに搭載している。

 eValue Vは、予定を共有し日々の活動のパフォーマンスを向上するスケジューラ、円滑な情報流通を実現するコミュニケーション、社内情報資産の一元管理を促進するドキュメント管理、内部統制基盤を確立するワークフロー、といった4つのモジュールを提供する統合型グループウェア。

 今回の機能強化では、株式会社セゾン情報システムズの「PIMSYNC」と連携し、Microsoft Office 365 Exchange Online、G Suite、Salesforce.comなど、ほかのスケジュールシステムやSFAシステムとの間において、双方向でスケジュールデータの自動同期を行えるようにした。

 これにより、スケジュールの二重登録の手間をなくすだけでなく、社内ではeValue Vのスケジューラを利用する一方、社外では他社クラウドサービスでスケジュール参照・登録を行う、といった使い分けも可能になるため、社内の重要な情報が蓄積されたeValue Vを外部に公開することなく、セキュリティを保ったままで外部からスケジュールを把握可能になるという。

 また、ドキュメント管理とワークフローの連携機能を新たに搭載。ワークフローで申請・承認を終えた議事録やクレーム報告書などの文書をドキュメント管理に自動保存し、一元管理できるほか、ドキュメント管理上での文書の登録・編集・削除時に、ワークフローによる申請・承認が行えるようになり、ISO文書などの管理を効率化するという。

 このほか、国税関係書類のスキャナ保存業務を支援する「タイムスタンプオプション」、CAD図面の検索・閲覧から部品構成情報と関連付けた図面・仕様書などの管理が行える製造業向けの「CADビューアオプション」も提供される。

 eValue Vの価格(税別)は、基準情報が10万円から、スケジューラモジュールが15万円から、コミュニケーションモジュールが15万円から、ドキュメント管理モジュールが25万円から、ワークフローモジュールが55万円から。