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日立ソリューションズ・クリエイト、講義動画と質疑応答可能なライブ中継を組み合わせた「サイバーセキュリティトレーニング」

 株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは17日、企業におけるセキュリティ人財の育成を目的としたオンライントレーニングサービスとして、「サイバーセキュリティトレーニング」を販売開始すると発表した。12月1日の提供開始を予定する。

 「サイバーセキュリティトレーニング」は、セキュリティやハッキングに関する高度な知識をもち、EC-Councilの認定資格CEHを保有する同社の専任技術者(以下、ホワイトハットハッカー)が教材の作成・講義を行うトレーニングサービス。講義にはマルウェアやサイバー攻撃の疑似体験も含まれており、現場ですぐに役立つノウハウやスキルを体験しながら習得できるという。

 配信される講義の動画は一定期間繰り返し視聴でき、不得意な部分の復習など、自分のペースで学習することが可能。それぞれのカリキュラムは複数の短時間動画(10~15分)で構成され、PCだけでなくスマートデバイスからの視聴も可能なことから、業務の合間での学習にも対応するとした。

 さらに、講義動画の受講後、別途行われる双方向のライブ中継により、リアルタイムでの質疑応答を行え、疑問点をその場で解決・定着可能にするとのこと。

 なお動画では、受講者に脅威の体験を踏まえて現場での対策につなげてもらえるよう、マルウェア感染やサイバー攻撃時の動きを録画した映像による疑似体験、セキュリティアナリストと講師による脅威対策をテーマとした対談などを配信。知識習得だけでなく、実践的なセキュリティ対策ができる人財の育成を支援する。

 今回は、企業・組織のセキュリティ担当者(初級者)およびサイバーセキュリティについて学びたい人を対象に、サイバー攻撃を受けた時の対応にフォーカスした入門・初級のトレーニング4種を用意した。1コース、1ユーザーあたりの価格は、例として、入門レベルの「情報セキュリティ対策(基礎)」が2万5000円(税別)、初級レベルの「マルウェア対策(基礎)」が2万5000円(税別)など。

 今後は、中級・上級レベルのコースの追加、入門・初級レベルのトレーニングコースの拡充を図っていく予定としている。