日立ソリューションズ・クリエイト、クラウドセキュリティの基礎的な強化を支援する教育コース

　株式会社日立ソリューションズ・クリエイトは13日、安全なクラウドサービスの利用・提供に向け、クラウドセキュリティの強化を支援する「クラウドセキュリティ基礎」を追加すると発表した。企業におけるセキュリティ人材育成、あるいは組織体制の強化を支援するオンライントレーニングサービス「サイバーセキュリティトレーニング」において、初級レベルのサービスに位置付けられている。

　「クラウドセキュリティ基礎」は、クラウドにおけるセキュリティ脅威についての理解を深め、安全にクラウドサービスを利用・提供するための知識について学べるトレーニングコースで、講義動画とライブ中継による質疑応答の組み合わせを基本とする。

　このうち講義動画には、クラウドの種類や責任共有モデルなどの基礎的な知識をはじめ、企業のクラウドセキュリティ強化に役立つ、幅広い知識やノウハウが盛り込まれている。このため、クラウドサービスを使ったシステム構築を担う担当者の職務に役立つ実践的なスキルを習得でき、現場で活躍できる人材の育成を行えるとした。

　講義動画ではさらに、安全にクラウドサービスを利用・提供するための対策について、顧客企業向けにクラウドを利用したシステム構築などを行っている日立製作所のセキュリティ専門家と、講師を務める日立ソリューションズ・クリエイトのホワイトハットハッカーが討議を実施。日立グループで実践している対策方法や、現場での経験・体験談を通じて、「マニュアルの知識」にとどまらないノウハウやスキルを習得できるので、クラウド技術者として活躍できる人材の育成に貢献するとのこと。

　価格は、講義動画（約3時間、視聴期間1カ月）＋ライブ中継による質疑応答（1時間）の場合で、1人あたり2万5000円（税別）。また講義動画のみの提供も可能で、その場合は1人あたり2万円（税別）となる。