KDDIが「5G ビジネス共創アライアンス」を設立、5Gを活用した新規ビジネスの創出を支援

　KDDI株式会社は8日、5Gを活用した法人顧客の新規ビジネスの創出、課題解決に向けた取り組みを加速させるため、「KDDI 5G ビジネス共創アライアンス」を同日付で設立したと発表した。

　このアライアンスは、KDDIが提供する「au 5G（キャリア5G）」、および企業や自治体が自ら局所的に5Gシステムを構築する「ローカル5G」の両ネットワークを活用し、法人顧客のデジタルトランスフォーメーション（DX）を支援するためのもの。

　そのために、5Gをはじめ、さまざまなネットワークサービスを提供するKDDIと、5Gに関連した技術や機器など多様なアセットをもつパートナーがコミュニティを形成し、業種・業態ごとの課題に対し、最適な5Gネットワークを用いた解決策の検討を行う場を設け、活動を活性化させるとした。

　また、参加パートナー間での5Gに関連する最新情報の共有、KDDI DIGITAL GATEなどを活用した新たなビジネスモデルのディスカッションや実証内容の検討、実証実験などの活動を予定しているとのこと。

　パートナーとしては、5Gの端末を提供する「デバイスパートナー」、5Gの基地局設備を提供する「ネットワークソリューション・パートナー」、5Gの通信サービスを提供する「ネットワークサービス・パートナー」と、5Gを活用した新規ビジネスの創出や課題解決を検討している「DXビジネス・パートナー」といった、各分野の企業が参加する。

　なお、10月8日時点での参加企業は以下の通り（分野の重複を含む）。

＜ネットワークサービス・パートナー＞
・NJCネットコミュニケーションズ株式会社
・株式会社大塚商会
・沖電気工業株式会社
・京セラコミュニケーションシステム株式会社
・KDDIエンジニアリング株式会社
・株式会社ソラコム
・ダイワボウ情報システム株式会社
・日本電気株式会社
・パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
・株式会社日立システムズ
・富士通株式会社
・ユニアデックス株式会社

＜ネットワークソリューション・パートナー＞
・APRESIA Systems株式会社
・エリクソン・ジャパン株式会社
・京セラ株式会社
・サムスン電子株式会社
・日本電気株式会社
・ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
・パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社
・株式会社日立システムズ

＜デバイスパートナー＞
・京セラ株式会社
・サムスン電子株式会社