MJS、クラウド対応の中小企業向けERP「MJSLINK NX-I for IaaS」

　株式会社ミロク情報サービス（MJS）は25日、ERP製品のパブリッククラウド対応版「MJSLINK NX-I for IaaS」を提供開始すると発表した。

　MJSLINK NX-Iは、年商数億～100億円、従業員100～300名規模の中小企業を主な対象としたERPソフトウェア。今回はこれをクラウド対応させ、IaaS基盤「MJS Cloud IaaS」とともにERPクラウドサービスのMJSLINK NX-I for IaaSとして提供する。クラウド版でもオンプレミス向け製品の持つさまざまな機能、操作性を継承しながらも、クラウドならではの特徴を生かし、より短い導入期間で利用開始できるとのこと。

　また、クラウドサービスのため自社内にサーバーを設置する必要がなく、サーバー運用管理コストが不要になるほか、国内の安全なデータセンターを利用していることから、大規模な災害や火災などの被害からデータを守れるとした。、

　料金（税別）は、アプリケーション利用料とIaaS利用料に分かれており、「MJSLINK NX-I for IaaS 財務大将（NE）」の場合、アプリケーション利用料が月額3万8900円から、IaaS利用料が月額6万5200円から。また別途、初期設定ならびにシステム導入支援にかかわる費用が必要となる。

　なお今回は同時に、MJSLINK NX-I for IaaSとデータ連携する税務申告書作成クラウドサービス「MJS税務NX-I for IaaS」も提供開始されるとのこと。