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HENNGE、iDaaS「HENNGE One」を教育機関向けに提供 GIGAスクール構想への対応を支援

 HENNGE株式会社は、文部科学省が提唱する「GIGAスクール構想」の推進を支援するため、教育機関向けのSaaS型ID管理ソリューション(iDaaS)「HENNGE One for Education」を7月1日から販売開始すると発表した。当初は、SB C&S株式会社、シネックスジャパン株式会社、ダイワボウ情報システム株式会社の3社より提供する。

 文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」や、各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議でとりまとめられた「クラウド・バイ・デフォルト」原則により、教育機関におけるクラウド利用の拡大が予想されている。また先行する教育機関では、すでにMicrosoft 365 EducationやG Suite for Educationを活用したコミュニケーションツールの導入、Boxを活用した学習系・校務系のコンテンツ統合などが進んでいるという。

 HENNGEによれば、こうした環境においては、さまざまなデバイスの安全な管理、クラウドへの適切なアクセス制限、効率的なID/パスワードの管理などが課題として上がってくるとのことで、教育機関におけるこれらの課題解決を支援するため、iDaaSの「HENNGE One」を特別ライセンスで提供するとのこと。

 「HENNGE One」では、Microsoft 365やG Suite、Box、LINE WORKSなど、さまざまなクラウドサービスに対して、横断的にセキュアなアクセスとシングルサインオン(SSO)機能などを提供可能。すでに1500社を超える導入実績を持ち、そこで培ってきた営業・技術知見を教育分野にも生かすことで、教育機関におけるでの利便性と安全性のバランスの取れた、クラウド導入支援、複雑なID/パスワード管理からの解放を実現するとアピールしている。

 教育機関向けの「HENNGE One for Education」には、HENNGE Access Control、 HENNGE Device Certificate(1枚)を含んでおり、児童生徒を除く教職員、および管理者を課金対象とする。なお、最低購入数量は50ライセンスから。