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HENNGE、教育機関向け「HENNGE One for Education」に“脱PPAP”を支援するメールセキュリティ機能を追加

 HENNGE株式会社は7日、教育機関向けクラウドセキュリティサービス「HENNGE One for Education」のライセンス内容を拡大し、“脱PPAP”に対応するメールセキュリティ機能を5月8日から追加すると発表した。

 HENNGE One for Educationは、SaaS型ID管理サービス(iDaaS)「HENNGE One」の教育機関向けライセンス。クラウドへのアクセス制御やID/パスワード統合、教職員の安全なテレワーク環境の構築などを可能にしている。

 今回は、一般企業や官公庁などで広がる、いわゆるPPAP(メールでパスワード付きのZIPファイルとパスワードを別送する手法)を廃止する動き、“脱PPAP”が教育機関でも求められるようになることを見据えて、脱PPAP対応やメール誤送信対策、大容量ファイル送受信を行えるメールセキュリティ機能を追加した。従来より提供している、複数のクラウドサービスのID/パスワード統合機能とアクセス制御による不正アクセス対策機能も、引き続き利用できる。

 また今回の機能追加に伴い、製品構成や型番が変更された。製品構成としては、「HENNGE Access Control」「HENNGE Device Certificate(1枚)」に、「HENNGE Email DLP」「HENNGE Secure Transfer」を追加。型番は、従来の「HENNGE One for Education Microsoft edition/Google edition」から、「HENNGE IdP for Education」「HENNGE DLP for Education」に変更されている。対象はテナント内教職員ユーザーで、HENNGE DLP for Educationについては、オプションの「HENNGE DLP edition for Students」を導入すれば、児童生徒・学生も利用できる。

 なおHENNGEでは、5月10日~12日に東京ビッグサイトで開催される教育分野の展示会「EDIX東京」に出展し、その中でHENNGE One for Educationを紹介するとのことだ。