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東芝インフラシステムズの検針帳票記録支援サービス「ToruMeter」、角型のアナログメーターに対応

 東芝インフラシステムズ株式会社は24日、電気・ガス・水道などのメーターを読み取り検針帳票に記録するサービス「ToruMeter(トルメーター)」において、アナログメーター(角型)に対応したアプリを2月1日から提供開始すると発表した。

 ToruMeterは、スマートフォンまたはタブレット端末のカメラで電気・ガス・水道などの各メーターを撮影し、その画像からAIが数値を認識して検針帳票に記録するサービス。

 従来は、回転式および7セグ表示で数値を表す「デジタルメーター」、および丸型タイプのアナログメーター(圧力計や連成計、真空計、温度計など)の数値読み取りに対応していたが、今回は、これまで対応できていなかった、電流計や電圧計などに利用されている角型タイプのアナログメーターにも対応可能となった。

 角型タイプのアナログメーターの特徴でもある、斜め表示の数字の読み取りに対応するので、角型タイプだけでなく、数字が斜めに表示されている丸型タイプのアナログメーターも読み取れるようになるとのこと。

 現場では、デジタルメーター、丸型および角型のアナログメーターが混在した状況にあるため、東芝インフラシステムズでは、この対応によって利便性が向上すると説明している。なお角形メーターについても、これまで通り、電波の届かないオフラインでの読み取りにも対応する。

 対応デバイスは、iPhone7以降、12.9インチiPad Pro(第2~第5世代)、11インチiPad Pro(第1~第3世代)、10.5インチiPad Pro、iPad Air(第4世代)で、iOS 14/iPadOS 14以降で利用できる(推奨OSはiOS 15/iPadOS 15)。

 またToruMeterの利用にあたっては、株式会社シムトップスが提供する電子帳票ツール「ConMas i-Reporter」、または東芝インフラシステムズが提供する設備点検支援クラウドサービス「Sharepo」が必要となる。

 なお東芝インフラシステムズとシムトップスでは、ToruMeterおよびi-Reporterを紹介する無料のオンラインセミナーを、2月16日に共同開催するとのこと。