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東芝インフラシステムズのメーター読取支援サービス「ToruMeter」、メーター以外の数値読み取りに対応

制御盤の表示部や運転監視画面上の数値、電子計測器などの読み取りが可能に

 東芝インフラシステムズ株式会社は21日、メーター読取支援サービス「ToruMeter(トルメーター)」において、メーター以外の機器の数値読み取りに対応したアプリを、10月19日から提供開始すると発表した。

 ToruMeterは、iPhoneやiPadのカメラで撮影した電気・ガス・水道などの各メーターの画像をもとに、AIが数値を読み取って検針帳票に記録するサービス。

 今回の機能強化により、制御盤の表示部や運転監視画面上の数値、温湿度調節計、電子計測器、データロガーなど、設備の稼働監視などの現場で行われる、メーター以外の液晶パネルやモニター上に表示される数値の読み取り、記録に対応した。これによって、ToruMeterを利用できる作業領域が拡大されるという。

 また、7セグメントLEDの多色表示読み取りにおいて、従来対応していた赤色に加えて、白、緑、黄、青などの表示色の読み取りを可能にしたほか、メーター内の背景色についても黒以外の表示に対応している。

 さらに今回は、ドットマトリックスパネルで表示される数値の読み取りに対応し、読み取り性能と機能の強化を図った。こちらも7セグメントLED同様、黒、白、緑、黄、青など、多色表示に対応しているとのことだ。

 なおToruMeterの利用にあたっては、株式会社シムトップスが提供する電子帳票ツール「ConMas i-Reporter」、または東芝インフラシステムズが提供する設備点検支援クラウドサービス「Sharepo」の契約が必要となる。