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シムトップスの現場帳票電子化システム「i-Reporter」、デジタル化支援クラウド「FUJIFILM IWpro」と連携

i-Reporterの現場帳票をFUJIFILM IWproの文書管理に自動登録可能

 株式会社シムトップスは25日、現場帳票電子化システム「i-Reporter」において、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の業務DX/デジタル化支援クラウド「FUJIFILM IWpro」との連携機能を提供開始すると発表した。

 i-Reporterは、紙の現場帳票を電子化できるシステム。例えば、Excelで作成され現場で使われている紙帳票のレイアウトをそのままタブレットに取り込んで電子帳票化できるため、現場への操作説明が不要で、すぐに利用を始められるという。

 一方、富士フイルムビジネスイノベーションのFUJIFILM IWproは、文書の自動取り込み・仕分けからデータの共有・管理・出力まで、文書管理を軸にさまざまな機能を提供するクラウドサービスである。

 今回の連携では、作業日報、検査成績書など、i-Reporterで記録・報告したさまざまな現場帳票を、FUJIFILM IWproの文書管理に自動登録可能になった。顧客や製品名など、現場帳票内に記録した内容に応じて、FUJIFILM IWproの各フォルダーに仕分けられ、管理・保管・共有を行える。また、仕分け先のフォルダーがなかった場合は、新規でフォルダーを生成した上での保管できるとのこと。

 これにより、i-Reporterで記入した作業日報や検査記録だけでなく、設計部門がCADで作った図面、営業部門が管理する注文書や仕様書などについても、取引先ごとや受注番号ごと、製番ごとなど、利用企業の管理軸で集約・保管できるようになるとした。また、FUJIFILM IWproでの統合管理により、顧客名や製品名、記録時期などのさまざまな条件から、過去帳票を即時発見可能になるとしている。