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オプティム、タブレット端末を利用した画像解析ソリューション「OPTiM AI Camera Mobile」

 株式会社オプティムは30日、画像解析ソリューション「OPTiM AI Camera」の新サービスとして、タブレット端末を利用して撮影から解析までを行う「OPTiM AI Camera Mobile」を提供すると発表した。

 OPTiM AI Camera Mobileは、タブレット端末に専用アプリをインストールして設置するだけで、設置場所の映像を解析できるサービス。端末のカメラで映像を撮影し、解析を行うため、OPTiM AI Cameraより処理能力は低下するものの、監視カメラや解析用端末などの外部機器を一切必要とせず、映像の撮影から分析までをモバイル端末で手軽に行えるという。

 具体的には、来店者の属性分析(年代・性別)や人数カウントなどに対応。出入り口や陳列棚などにも設置でき、大規模な施工は一切必要ないとした。

解析結果画面イメージ

 タブレット端末の推奨動作環境はAndroid 7.0以降、ディスプレイ解像度がWXGA(1280×800ドット)。利用にあたっては、十分な速度が維持できるブロードバンドインターネット回線と、無線LAN環境が必要となる。なお端末は、スマートフォンにも近日対応する予定とのこと。

 価格は月額1950円(税込)からで、希望する用途に合わせて必要な機能のみを提供可能。スモールスタートから徐々に拡大するなど、規模や予算に合わせて導入できるとしている。

 なお今後は英語へ対応させ、世界各国のGoogle Play Storeからご購入できるようにアップデートを行っていく予定。また、多台数を同時利用する用途に向け、Google Play Storeを経由せず、直接ライセンスを購入できるEnterprise版も2020年4月ごろに販売する予定とのことだ。