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オプティム、カメラ画像解析サービス「OPTiM AI Camera」と定量データ解析サービス「OPTiM AI Prediction」を提供

 株式会社オプティムは12日、AI・IoTプラットフォームサービス「OPTiM Cloud IoT OS」を活用し、AI画像解析技術で各業界特有の課題解決を実現するパッケージサービス「OPTiM AI Camera」と、これまで実施してきたデータ解析のナレッジを生かした定量データ解析サービス「OPTiM AI Prediction」の提供を開始した。

 OPTiM AI Cameraは、店鋪や施設などのカメラからデータを収集し、学習済みモデルを活用して画像解析を行うことで、マーケティング、セキュリティー、業務効率などの領域を支援するパッケージサービス。

 従来の画像解析サービスにおける、解析にあたって学習期間が必要、顧客にとって必要なタイミングでの導入開始が難しい、コストがかかるといった課題に対し、OPTiM AI Cameraでは、「小売」「飲食」「鉄道」など10業種を対象とした計300種類を超える学習済みモデルを適用したメニューを用意し、低コストでサービスを開始できる。さらに、顧客の要望に応じたプロフェッショナルプランも提供する。

 OPTiM AI Cameraのサービスプランと価格は、AIカメラを手軽に活用できる「ダッシュボード」とAI機能をパッケージにしたベーシックパックが、1台あたり月額1万円、来客分析や見守り、防犯など、より業界に特化したAI機能を提供するオプションメニューが、1台あたり月額5000円~1万5000円。プロフェッショナルプランは個別見積もり。

 OPTiM AI Predictionは、FinTech、価格変動予測、市場動向予測、セキュリティモニタリングなどのさまざまなAIデータ解析を実際に運用する場面において、収集されたデータを解析し、将来の動向の予測モデルを提供するサービス。

 活用例としては、OPTiM AI Cameraでは「混雑分析」「入店者数カウント」「属性別カウント」「店舗前通行者数カウント」など利用状況の測定に基づき、「混雑予測」「入店者数予測」「属性別利用予測」「店舗前通行者数予測」などの予測情報を提供する。

 オプティムでは、10月16日~19日に幕張メッセにて開催される「CEATEC Japan 2018」のオプティムブースで、両サービスの展示を行う。