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オプティム、混雑状況の可視化・予測サービスに広域モードを搭載 APIによる混雑状況情報の連携も可能に

 株式会社オプティムは15日、AIで混雑状況を可視化・予測できるソリューション「OPTiM AI Camera」をアップデートしたと発表した。新たに、広域モードとAPI連携の両機能が追加されている。

 OPTiM AI Cameraは、既設の監視カメラを活用し、クラウドで画像解析を行うAI画像解析サービス。AIがカメラに写った人物の輪郭だけを描画し、プライバシーを守って混雑状況を可視化してくれるため、店内や施設の混雑を直感的に確認してもらいやすくなるという。

 今回のアップデートでは、これまでのAIモード(詳細モード/標準モード)では難しかった、群衆が発生しやすい屋外の大通りやイベント広場などの場所でも混雑状況を再現できる「広域モード」が追加された。人と人との重なりがある密集状態の可視化にも対応するとのこと。

 また、OPTiM AI Cameraの混雑状況情報を、APIを介してアプリケーションやシステムに提供する連携機能を新たに搭載した。これにより、連携先のアプリケーションやシステムにおいて、これまで対応してきた混雑状況可視化画像の埋め込みに加え、検知人数等の情報を用いた、任意の形式での混雑状況表示が可能になる。

API連携先アプリケーション・システムでの混雑状況表示例(イメージ)