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UiPath、統合管理ツール「UiPath Orchestrator」のエントリー向けライセンスを提供

 UiPath株式会社は1日、RPAソフトウェア「UiPath」の統合管理を実現する「UiPath Orchestrator」のエントリー向けライセンス「UiPath Orchestrator Basic」を提供開始した。

 UiPath Orchestratorは、UiPathで作成したロボットの実装や割り当て、RPA環境のステータス監視機能、アクセス管理機能などを提供するツール。今回、より多くの企業が導入しやすいエントリー向けライセンスとして、UiPath Orchestrator Basicの提供を開始した。

 エンタープライズ向けに提供される「UiPath Orchestrator Standard」では、接続可能な「UiPath Robot」(RPA実行インスタンス)および「UiPath Studio」(RPA開発インスタンス)、利用可能なテナントの数がすべて無制限となる。

 これに対して、UiPath Orchestrator Basicでは、接続可能なUiPath RobotおよびUiPath Studioはそれぞれ5つ、利用可能なテナント数は1つという制限があるが、従来よりも低価格で利用できる。UiPath Orchestrator Basicは、サーバー型RPAを導入するエントリー環境向けとなっているが、利用条件を満たす限りは、デスクトップ型RPAからサーバー型RPAへの切り替えにも利用可能としている。

 また、UiPathでは、UiPath Orchestrator Basicの提供開始に合わせて、非本番環境限定で利用可能な管理ツール「UiPath Orchestrator Non-Production」および実行ツールび「UiPath Non-Production Robot」の提供を開始した。この非本番環境限定ライセンスを利用することで、開発・テスト・評価を非常に安価に実行することが可能となる。