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ディサークル、統合型コラボレーションツール「POWER EGG 3.0」のモバイル対応を強化

 ディサークル株式会社は17日、統合型コラボレーションツール「POWER EGG 3.0」の新版「同 Ver3.1c」を提供開始すると発表した。

 POWER EGGは、グループウェアや汎用申請ワークフロー、Webデータベース、経費精算ワークフロー、CRMの5つの企業を備えた統合型コラボレーションツール。導入により業務プロセスが可視化され、既存業務のペーパーレス化および業務の効率化を実現できるという。

 今回のバージョンアップでは、従来はスマートフォンからは閲覧のみであった汎用申請ワークフローとWebデータベースで、それぞれ申請や登録を行えるように改善した。例えば、汎用申請ワークフローでは「テレワーク申請」や「有給休暇申請」などの勤怠申請を、Webデータベースでは、これまで社内に戻って作業していた「日報」などの報告業務を、それぞれスマートフォンで外出先などから行えるようになる。

 また、すでに対応しているOffice 365とのOpenIDによるシングルサインオン(SSO)に加えて、SAML認証によるSSOにも対応し、クラウドで提供されるさまざまなWebアプリケーションをPOWER EGGからシームレスに利用できるようになった。

 このほか、スマートフォン版のナビビュー画面において操作性を改善し、アイコンの縮小表示や新着・未処理のデータ一覧表示を行えるようにした。より直感的で見やすくなったことにより、操作性が向上し、ミス防止につなげられるとしている。

 価格は機能ごとに分かれており、1ライセンスあたりの価格は、グループウェアが4000円、汎用申請ワークフローが6000円、Webデータベースが8000円、経費精算ワークフローが5000円、CRMが2000円。いずれも10ライセンス単位での契約となる。また、年間保守料も別途必要になるとのこと。