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ディサークル、統合型コラボレーションツールの最新版「POWER EGG 3.0 Ver3.4c」を提供開始

 ディサークル株式会社は30日、統合型コラボレーションツールの最新版「POWER EGG 3.0 Ver3.4c」を提供開始した。

 POWER EGGは、グループウェア、汎用申請ワークフロー、Webデータベースなどの機能を備えた統合型コラボレーションツール。広い範囲の業務情報を集約することで、テレワーク環境下での業務効率化、社内コミュニケーション活性化を支援する。

 最新版では、稟議申請やWebデータベース登録の際に、選択項目に応じて対象の項目を表示/非表示に切り替えることや、必須項目にするといった制御が可能になり、項目制御の設定をより柔軟に行えるようにした。

 これまでのバージョンでは、トリガーとなる部品が「ラジオボタン」や「ドロップダウンリスト」など選択項目に限られていたが、新バージョンでは、入力された数値/自動計算項目の値に応じて項目の制御ができるようになった。これにより、例えば、利益率が10%未満の場合は理由記載欄を必須項目に変更する、といった画面設計が可能になる。重要な入力項目を抜け漏れなく登録できるようになることで、手戻りが減り、業務効率化につながるとしている。

「数値」に応じて、表示制御・必須制御が可能に

 また、表示/非表示制御、必須項目制御も、一画面内に複数パターン設定できるようになった。これにより、例えばアンケートを収集する際、選択項目に応じて不要な入力欄を非表示にするなど、入力者が回答しやすい画面設計が可能となる。

 ワークフロー上でメンバーを追加する場合、これまでのバージョンでは申請時・審議時しかメンバーの追加が行えなかったが、新バージョンでは随時、「同報」で関係者を追加できるようになった。これにより、必要なタイミングで案件共有が可能となり、例えば担当者の人事異動時の案件共有の際など、後任への共有がスムーズに行えるようになる。

 このほか、Webデータベースでのゼロパディング(ゼロ埋め)の設定への対応、申請書の登録リストをExcelで出力する機能の追加、システム管理者向けには問い合わせ時にマスタ情報の送付を行うためのデータ出力機能の追加などを行っている。

 パッケージ版の1ライセンスあたりの価格(税別)は、グループウェアが3160円から、汎用申請ワークフローが4740円から、Webデータベースが6320円から、CRMが1580円から。クラウド版の1ライセンスあたりの価格(税別)は、グループウェアが月額500円、汎用申請ワークフローが月額550円、Webデータベースが月額650円、CRMが月額280円。