ニュース

統合型コラボレーションツール「POWER EGG 3.0」新版、ワークフローの設定工数を削減

申請ルート自動判定機能の強化、Webデータベースの検索強化などを実施

 ディサークル株式会社は2月28日、統合型コラボレーションツールの新版「POWER EGG 3.0 Ver3.3c」を提供開始すると発表した。

 POWER EGG 3.0は、グループウェアや汎用申請ワークフロー、Webデータベースなどの機能を備えた統合型コラボレーションツール。

 今回の新版であるVer3.3cでは、そのうち、稟議(りんぎ)書/申請書のペーパーレス化を支援する汎用申請ワークフロー機能において、設定作業を13ステップから7ステップへと簡略化し、設定工数を約50%削減した。これにより、スキルを持った特定のシステム担当者に限らず設定作業を容易に行えるようになり、例えば、新たに申請フォームを作成する場合や申請書に項目を追加するといった変更が必要な場合に、システム管理部門でなくとも現場で設定作業を行えるようになったという。

 また汎用申請ワークフローは、申請内容の条件に応じて申請ルートを自動判定する機能を備えているが、このルート判定の条件をこれまでの2項目から最大3項目へと拡大した。条件の「区分」や「数値」の組み合わせのバリエーションが広がるため、社内規定に合致した申請ルートを作成でき、しかるべき決裁者による速やかな意思決定を図れるとのこと。

 さらに、承認ルートを分岐し、並行で審議を進める「枝分かれルート」が新たに追加された。複数の部署が関わるプロジェクトなど、同時に複数のルートで承認フローを進められるようになり、決裁スピードの向上が見込めるとしている。

 このほか今回は、Webデータベース機能において、複数のデータベースを横断的に一括検索できるように改善を行った。添付ファイルやコメントに含まれる文字も検索対象となり、検索の利便性が大幅に向上している。