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ぷらっとホーム、冗長化機能など強化したDHCPアプライアンスの上位モデル

EasyBlocks DHCP 1500モデル

 ぷらっとホーム株式会社は25日、ネットワークアプライアンス「EasyBlocksシリーズ」のラインアップに、DHCPアプライアンスの新モデル「EasyBlocks DHCP 1500モデル」「同 3000モデル」を追加すると発表した。従来よりも大きな環境に適用でき、冗長化機能の強化や、運用を支援する機能の改善などが行われている。価格は、いずれもオープン。

 EasyBlocks DHCP 1500モデル/3000モデルは、超小型サーバー「OpenBlocksシリーズ」のハードウェアをベースに製品化されたDHCPサーバーアプライアンス。OpenBlocksシリーズで培った高耐久サーバーの技術を生かすことで、高い信頼性と省スペース性を備えながらも、安価に提供できる点が特徴という。

 今回の新製品では、既存モデルでは最大300台程度までだったIPアドレス割当数を、EasyBlocks DHCP 1500モデルで最大1500、同 3000モデルでは最大3000へと拡大。さらに、従来対応していたActive-Active方式の冗長化に加え、Active-Standby方式の冗長化に対応しており、ユーザーの運用方式にあわせた柔軟な切り替えを可能にした。また本体のステータスLEDで、Active側・Standby側のどちらに設定されているかを確認できるようにしている。

 加えて、IPアドレスを払い出した部署名・個人名の入力と確認を可能にしたため、IPアドレスの重複を防止しやすくなった。編集はCSVファイルで行えるので、他社製品からのインポートが容易に行え、リプレースの手間が軽減されるとしている。

 このほか、Webインターフェイス上でログの確認やダウンロードを行える機能や、不適切な設定を入力した場合に警告を出す機能なども追加された。

石井 一志