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ソリトン、処理性能を向上させたDHCP/DNSアプライアンス「NetAttest D3 V4.2」

 株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は19日、DHCP/DNSアプライアンスの新版「NetAttest D3 V4.2」を同日より販売開始すると発表した。端末数1万台規模のネットワーク環境でも安定して高いパフォーマンスを発揮できるという。

 「NetAttest D3」は、DHCPサーバー、DNSサーバー、DynamicDNSサーバーの各機能を搭載したアプライアンス。今回の新版では、DHCP/DNS機能の処理速度が大幅に向上しており、例えば中大規模モデル「D3-ST52-A」では、1秒あたりに払い出せるIPアドレスの数が約800から約2800に、1秒あたりのDNSクエリ数が約5万から約10万7000へと向上している。

 さらに、管理画面のデザインを刷新し、サービスの稼働状態や利用状況をグラフィカルに表示できるようにしたことで、より直感的な操作を可能にしたほか、従来の日本語・英語に加え、中国語にも対応した。

 また、端末へのIPアドレス最終リース日時を記録し、一定期間サービス利用していない端末のMACアドレスを「ゴーストMACアドレス」として抽出可能。このほか、VMware ESXi 5.5/6.0に対応した仮想アプライアンス版「NetAttest D3 Virtual Appliance」がラインアップされている。

 価格は、小中規模モデルの「D3-SX04-A」が45万円、中大規模モデルのD3-ST52-Aが198万円。また、仮想アプライアンス版の小中規模モデル「D3-SX04-V」が45万円、中大規模モデル「D3-ST52-V」が198万円。

石井 一志