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IBCのシステム情報管理ソフト「System Answer G3」、自動レポート作成オプションを提供

Yellowfinのエンジンを採用

 アイビーシー株式会社(以下、IBC)、Yellowfin Japan株式会社(以下、Yellowfin)、シースリー株式会社の3社は10日、IBCのシステム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」の自動レポート作成オプションの販売に関し、協業を開始したと発表した。これに伴い、Yellowfinのエンジンを採用した自動レポート作成オプション「System Answer G3 Stats Option powered by Yellowfin」(以下Stats Option)を提供する。

 System Answer G3は、オプション製品と組み合わせることで、各種ICTシステムの性能情報を容易にグラフ化して、報告書形式にて出力できるソフトウェア。ICTシステムの稼働状況を報告するための一般的な資料としては十分であるものの、顧客からは独自のフォーマットで報告書を作成したいといった要望も多く、別途、有償のコンサルティングサービスとして対応してきたという。

 今回発表された「Stats Option」は、こうした有償コンサルティングサービスの内容をソフトウェアのオプションとして提供するもので、独自フォーマットの報告書を迅速かつ安価に作成できる点が特長。IBCが手掛けてきた多くのレポート作成コンサルティングのノウハウに基づき、汎用的に利用できるテンプレートも提供されるため、報告書作成に要する工数削減も実現するとしている。

 なおIBCでは、Yellowfinの持つ豊富な実績を評価し、企業および機能として信頼できると判断して、YellowfinのBIプラットフォームのエンジンを「Stats Option」に採用した。

 またシースリーは、IBCのパートナーとして事業展開しているのみならず、Yellowfinの販売パートナーとして、基幹業務システムやECサイトの解析にYellowfinのBIプラットフォームを活用している。IBCは、「Stats Option」を利用したサポートサービスを円滑に提供するため、シースリーとのパートナーシップを強化していくとのことだ。

 「Stats Option」の価格は45万円から。2019年7月リリース予定の「System Answer G3」の新版「同 Ver03.15.00」以降で利用できる。将来的には、IBCが提供するMSPサービス「SAMS」での販売も検討しているとのことだ。