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IBC、「System Answer G3」のCXを可視化するオプションを強化 無線環境の利用状況を可視化可能に

 アイビーシー株式会社(IBC)は5日、システム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」の新版「同 Ver.03.29」において、「CX(カスタマーエクスペリエンス)監視オプション」のWindows版エージェントを追加するとともに、無線環境の利用状況を可視化し管理できる「Wifi監視機能」を提供すると発表した。

 System Answer G3は、社内のネットワーク/サーバーからデータセンター、プライベートクラウド/パブリッククラウド、仮想環境まで多岐にわたる環境に対応したシステム情報管理ソフトウェア。各種機器の稼働状況や性能情報を収集することによって、システム全体の一元的な管理を行えるという。

 このオプションとして提供されているCX監視オプションは、ユーザー端末からアクセス対象(クラウドサービス等)までの、利用者のレスポンス体感を可視化する機能。従来の対象OSはLinuxのみだったが、今回はWindowsにも対応したことで、より幅広いシステムへの導入が可能となった。

 また同オプションにおいて、すでに提供しているネットワークパス表示機能・ページロード機能に加え、各エージェント(ユーザーが実際に使用している端末)から接続可能な無線環境の利用状況を管理できる「Wifi監視機能」を追加した。

 ユーザーの端末が接続しているアクセスポイントだけでなく、端末が受信している全アクセスポイントの接続情報および信号強度を分かりやすく可視化可能なため、誰でも簡単に無線環境を管理できるとのこと。また、ユーザーに接続してほしいアクセスポイントの電波強度を見ることによって、いわゆる“野良SSID”などのアクセスポイントの影響度も調査できるとした。