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IBC、システム情報管理ソフト「System Answer G3」の仮想アプライアンス版を提供

導入に関する工数を削減、監視を迅速に開始可能

 アイビーシー株式会社(IBC)は3日、システム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」の仮想アプライアンス版「System Answer G3 Virtual Appliance」を、同日より提供開始すると発表した。

 System Answer G3は、マルチベンダー環境で構成されたネットワークとインフラの統合的な性能管理を実現する、ネットワークシステムの監視ツール。1分間隔でのデータ収集、3年分のデータ保存、マルチベンダー対応など、前バージョンの「System Answer G2」が持っていた特徴はそのままに、監視設定作業の自動化や、大規模死活監視の実現、分析機能強化による長期的および短期的傾向の把握などの機能を新たに提供している。

 従来はソフトウェア版とクラウドサービス版の両形態で提供されていたが、今回は、必要となるOSや各種ミドルウェアがあらかじめ導入された、仮想アプライアンスとして提供する。これにより、ツールの導入にかかわる工数が軽減され、すぐに監視を開始できるという。

 またハードウェアに依存しないため、容易なスケールアウトを実現可能な点も特徴。仮想環境の機能により、性能情報のバックアップやリカバリといった運用も容易に実現できるとした。

 対応環境はVMware ESXi 5.5以降。