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日商エレ、複数のRPA製品を一元管理できるクラウドサービス「デジタルレイバーステーション」

ベータ版のトライアル提供を開始

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は6日、複数のRPA製品を一元管理するクラウド型RPA運用管理サービス「デジタルレイバーステーション」を発表した。まずは、ベータ版を利用した無料トライアルを同日より開始する。対象はRPAを運用する企業で、100社限定で提供。トライアル期間は2019年末までを予定している。

 デジタルレイバーステーションは、業務、ロボット、エラー、稼働する端末など、RPAに必要な情報を一元管理できるサービス。RPA化の案件ステータスやエラー発生時の業務ステータスなど、状態の管理も行えるという。

管理画面トップ
業務詳細画面

 また、ロボットの改修やスケジュール変更依頼、開発者間の連絡など、開発運用における連携に利用可能なメッセージ機能も搭載。タスクのステータス、担当・責任者、進ちょくなどの情報も一元管理できるとした。

メッセージ履歴画面

 さらに、ロボットごとにエラー発生履歴、対応履歴といった過去のエラー履歴をシームレスに確認可能で、担当者間のメッセージ履歴も残るため、ロボットの運用担当者が急に変わった場合でも、どのように、どこまで対応したかがわかるとしている。

 このほか、管理するRPA製品を問わない点も特徴で、データ形式を問わずエラーメールを取り込めるとのこと。

 正式サービス開始後の予定価格は、月額5万円から。