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日商エレ、RPAやBRMSを用いた業務自動化サービスを提供

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は8日、RPA(Robotic Process Automation)、BRMS(ビジネスルール管理システム)、AI(人工知能)などの認知技術を活用し、業務改善ビジネスを本格展開すると発表した。その一環として、株式会社NTTデータが販売しているRPAツール「WinActor」と、株式会社なうデータ研究所のBRMSツール「NaU DSP」を活用した業務自動化サービスを、金融業界(保険業務)向けに同日より提供する。

 日商エレが提供する業務自動化サービスでは、RPAにより、業務に付随する単純・大量な作業を一括自動処理できるほか、ルールエンジンを用いることで、必要書類判定・不備判定など、業務や書類ごとに異なる複雑な業務ルールを体系管理し、自動判断することが可能。手続き内容(顧客のライフイベント)に応じた商品情報などの提供が可能になるという。

 またBPM(ビジネスプロセス管理)の仕組みを利用し、業務全体のペーパーレスならびに処理実績のモニタリング・分析を行って、業務改善につなげられるとしている。

 なお日商エレでは、金融業界を皮切りに、幅広い企業での利用につなげていきたい考えで、RPA/BRMSツールの拡充を行って、適用業務の幅を広げていくとのこと。また、業務改善コンサルティングサービスやAI技術を活用した、より高度な自動化・業務改善も行うとしている。

 同社ではRPA/BRMSソリューションの販売について、初年度に50社への導入、1億円の売上を目標としている。